ゲームの概要やルールについてはこちらの記事で詳しく説明しているよ!
アノミー ANOMIE で遊んだことのない方は、まずはこちらを読んでね。
テーブルの中央にボードをセット。キリンは太陽、ウシは月のタイルを担当する。

タイルは矢印の向きがヨコの青色タイルと、タテ向きの赤色の2色が各3枚ずつあり、裏面からはそれが分からない。

(ん~…、青で勝ちにいこうかな。)

ゲームを始める前に各プレイヤーは6枚あるうちのタイルから1枚を裏向きで捨てなくてはならない。
このゲームでは先に自分の同じ色のタイルを3枚表にしたら勝利。つまり、今捨てた矢印がタテ向き方向(赤色)のタイルは3枚揃えることはできないということになる。
このゲームでは先に自分の同じ色のタイルを3枚表にしたら勝利。つまり、今捨てた矢印がタテ向き方向(赤色)のタイルは3枚揃えることはできないということになる。


よし、私も1枚捨てたよー!

オッケー、それじゃあ始めようか。
ルールは簡単!交互にタイルを空いているマスか相手の裏面のタイルの上に好きな面で置いていくだけ!
先攻はじゃんけんで勝ったキリン。いきなりど真ん中に矢印の向きがヨコ(青色)のタイルを配置。
先攻はじゃんけんで勝ったキリン。いきなりど真ん中に矢印の向きがヨコ(青色)のタイルを配置。


お!それなら私はここに置いちゃお~。

このゲームでは常に、今置かれたタイルの矢印の向きにあるタイルは、全て裏返ってしまう。例えボード上に同じ色のタイルが3枚出揃っても、全て表になっていないと勝利することはできないのである。


いいよ~、おれはここに置くから。

早くもリーチまで迫るキリン。この盤面のまま手札のタイルを置いたら即、勝利だが・・・

もちろんそこまでウシもバカではない。矢印の向きがタテ(赤色)のタイルを置き、1枚を裏返す。


(う~ん、再びリーチ状態にもっていこう。)


ク…、また青が2枚!!それなら…

アノミータイルーー!!

ウシが手にしたのはアノミータイル!このタイルはタテ・ヨコ・ナナメいずれかの位置を指定すると、その向きにあるタイル全てを裏返すことができる特別なタイル。

共通タイルのためどちらも使用することができるが、1枚しかないためどちらかが裏返すまではボード上にあり続ける。

ナナメをひっくり返します~!!


あーー…、ナナメのこと忘れてた…。

(ここにあっても邪魔だし、一旦アノミータイルを場に戻そう。)

キリンはウシの裏向きのタイルの上に自分のタイルを重ねて配置。この場合、土台になった相手のタイルは裏向きのまま相手の手札に返却する。

アノミータイルは裏返ったタイミングで場に戻り、再びどちらかが使用することができるように。


(よしよし。今のところいい感じだぞ。)


ど真ん中も~らいっ!!

2枚の太陽タイルを裏向きにできて得意げなウシだが、キリンはアノミータイルをウシに使われなかったことに安堵した。なぜならこのとき、キリンは勝ちへの道筋が見えたのだから。

アノミータイル!縦方向に発動!


(これは・・・勝ったんじゃないか?)
キリンの考察はこうだ。


(つまり、ウシが置くタイルはここかここに青い月!)


(青い月が置かれた瞬間、おれの勝ちは確定する!)

う~、ここに置いて…、赤太陽を裏面に!!


(勝った・・・。)

はい、どーぞ!


ウグググ…。私の記憶が確かであれば、ボードにあるキリンのタイルは青色2枚と赤色2枚ずつ…。最後の1枚が分からないっ!

(あおだよ~~~)


置ける場所は上段の空きマスか、左にあるキリンの裏面タイルの3か所…。

あれ…?あれ?!やばい!もしキリンが最後に持ってるタイルが青だったら勝てないんじゃない…?
”詰み”状態に焦るウシ。恐る恐る上段の真ん中にタイルを置くが…。


赤でありますよーに、赤でありますよーに…!

残念ー!!青でしたーーっ!!


やっぱりそうだよね…。

じゃあ一応左からめくっていく?一応ね!

いいよ!私覚えてるから…。

まだ分からないよ!ほら一番端の赤色が裏向きになって~…


・・・。

真ん中の色は…あ~!!!青色でした~!!!


ちょっとだけ期待した自分がバカだったよ!

勝負を終えて

相手のタイルはしっかり覚えておこう!!

自分のタイルを置けるマスの確保が大事!
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