ゲームの概要やルールについてはこちらの記事で詳しく説明しているよ!
BOSK(ボスク)で遊んだことのない方は、まずはこちらを読んでね。
春

―春。長年連れ添った恋人と別れ、感傷に浸る女性が訪れたのは壮麗な国立公園。


彼との思い出の場所であるこの公園で…

ちょっとキリン!準備できたよ!早くやろう!

今回遊ぶのは各フェイズが春夏秋冬に分かれており、迎える季節によってボード上も変化していくなんとも乙なゲーム、BOSK。

(どこに植えようかなあ~。)
公園は色ごとに8つのエリアに分かれており、最後はエリアごとに得点計算を行うのだ。


決めた!ここに「4」の紅葉を植えま~す!

各プレイヤーは「1」~「4」の数字が描かれた木を2本ずつ所持しており、1本ずつ好きな場所へ植えていく。
植えた木の位置は「秋」「冬」に、描かれた数字は「夏」の得点計算に大きく関わるため初っ端から気は抜けない。
植えた木の位置は「秋」「冬」に、描かれた数字は「夏」の得点計算に大きく関わるため初っ端から気は抜けない。

おれは4つのエリアに跨って「2」の銀杏を植林っ!

こうして互いに全ての木を植え終わり、春は終わりを迎える。


パッと見ただけじゃ、どちらが優位か分からないね。

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夏
「夏」では春に植えた木を、全ての縦・横の列ごとに得点化し、得点ボードに反映していく。


このスタートプレイヤーマーカーとして使ってる、ハイカーさんを目印にしよう。

もう夏だというのにまだ悲しそうな目をしている。よっぽど辛い別れ方をしたんだろうな…。
まず初めにハイカーを置いた縦列にある木を見てみると、キリンの銀杏が「3」と「1」。ウシの紅葉が「3」。勝敗は合計値で判断するため「4対3」。この列の勝者はキリンということに!


お、やったー!何点もらえるの?

えっと…、自分の木しかない場合は3点だけど、他の木もあるから2点だね。ちなみに私も1点もらえるみたい。
ウシの言う通り、このゲームでは他のプレイヤーの木の数によってもらえる勝利点が変わってくる。大きな数字の木を固めて置くよりも、誰も置いていないスペースにこっそりと植えた方が得点を稼げるのだ。

よし!縦の列の集計が終わったよ!


うむ、ご苦労!次は横の列だ!

ヒィ〜・・・!


・・・ふぅ〜。今のところ、おれの勝ちだ…!

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秋
「秋」になると木々は風に揺れ、葉を落とす。現段階で負けているウシが再びスタートプレイヤーとなり、準備をする。

よ〜っし、風向きタイル持ってきたよっ!


ここに置いてっと…。


最初の風向きは上か〜。

新たに設置されたタイルはその名の通り、風向きを示すもの。これから二人はタイルと同じ数字の木の下に、風向きに沿って葉を配置していく。

(「1」の紅葉はどっちも風向きと同じ左側に置いちゃったから、全然葉っぱが置けないなぁ。まぁ最初だし、下の木を使って2枚の葉っぱを散らしておこう。。)

まず、置きたい葉っぱの数と同じ数字の葉っぱタイルを提示。

そしてMY・サプライからその数だけ紅葉トークンを取り出し、手元へ。

最初の1枚は木の植えてある地面の4マスのうち、風向きの示す2マスのうちのどちらかに配置。

2枚目以降は、今置いた葉からみて風向きの示す3マスのうちのどれかに置いていく。


おぉ〜!紅葉の葉っぱがかわいいから、置くだけでテンション上がるなあ。

紅葉トークンを配置後、役目を終えた木は撤去しなければならない。悲しいが、ここでお別れだ。


待ってましたっ!おれは銀杏の葉を7枚!

キリンは右側に植えていた「1」の木を選択。風向きが左側の今、多くの葉っぱを置くのが得策と考えたのだろう。

2人とも葉を置いたら風向きマーカーを進め、葉の落ちる木と風向きの変更へ。つまり、次のラウンドでは「2」の描かれた木の下に、上向き方向で紅葉トークンを配置していく。


キリンが「7」、私が「2」のタイルを使ったから、次のスタートプレイヤーも私だね!

あっ、そうだった…。

「秋」ではスタートプレイヤーが交互に移るのではなく、常に前ラウンドでより低い数字を出したプレイヤーから始めるのである。

1番大きい数字「8」を使うぞーっ!!


風向き上だったよね、まず1枚…、


ム!行く手に銀杏の葉が!

おれの敷地に何の用だ!!


・・・重ねちゃお。

既に他プレイヤーの葉っぱがある場合、手元に移した紅葉トークンから下に重なっている相手の葉と同じ数をサプライへ戻すことで上に重ねることができるのだ。

葉が重なれば重なるほど必要になる葉の枚数が増えてしまうのだが、それを気にせず重ねる1つだけ方法がある。それがー・・・

許せん!おれのリスを喰らえ!

そう、各プレイヤーとも1匹ずつ使用することができるスペシャルトークンリス!
これは葉を消費せずに重ねられるだけではなく、置くことのできるマスも葉の3枚分、つまり12マスの中から好きな場所へ置くことができるのだ!
これは葉を消費せずに重ねられるだけではなく、置くことのできるマスも葉の3枚分、つまり12マスの中から好きな場所へ置くことができるのだ!

一番のメインフェイズともいえる秋は各プレイヤーの8本の木が無くなると終了。

ここからは「冬」のフェイズだ。
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冬
最終フェイズ「冬」では冒頭でも記述した通り、色別に分かれたエリアごとに得点計算を行う。


この泥…?森…?え、なんだろここ…闇のエリアはおれが制した!

夏同様、紅葉の数ではなく1位と2位の人数で得点配分を行う。2人いる場合は1位が「5点」、2位が「3点」を獲得。


ふふっ。キリン、このエリア見て!!!見て!!


原っぱと上流の2箇所を占領してるよっ!

グッ…、気付いてはいたけど、防ぐことができなかった…。

なんと占領していた場合は「8点」も独り占めできてしまうため、これだけで16点を獲得したウシ。


あれ〜、このボード50点までしか数えられない〜!越えた分はまた1からスタートすればいいか。

まずいまずいまずい…!

集計結果、ウシ56点:キリン49により、ウシの勝利!!!
勝負を終えて

コンポーネントの美しさだけじゃない!お気に入りトップ5入り!

これはぜひとも遊んでみてほしい!
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