今回遊ぶゲームは『ジンジャーブレッドハウス』だ。お菓子の家をしょっちゅうつまみ食いされてしまう魔女がついに反撃に出る。犯人たちが大好きなジンジャーブレッドの甘~い香りでおびき寄せ、檻に閉じ込めるって寸法らしい。そんな古典的な方法じゃなくて魔女なんだから魔法使いなよ・・・と思ってしまうのはウシとキリンだけじゃないはず。

このゲームは悪い魔女になって、いろんなおとぎ話のキャラクターをお菓子の家へおびき寄せるんだって!まさにヘンゼルとグレーテルだね!

ヘンゼルとグレーテル・・・。内容よく知らないんだよね。

え?!知らない?!

あんまりそういうの興味なくて・・・。

意地悪な継母に森へ連れてかれた兄妹が、魔女の作ったお菓子の家に入っちゃうの。そしたらもう大変!妹は奴隷のように扱われ、兄は食べ物を大量に与えられて・・・

も、もしかして・・・。

そう!魔女が食べるために。でも兄は食べた肉の骨を差し出すことでなんとか生き延びてたんだけど、とうとう魔女は我慢できなくなって妹を釜戸で丸焼きしよう!ってことで

それで・・・?

それに気づいた妹は釜戸の使い方を教えてーって言って逆に魔女を丸焼きにしちゃうって話!

・・・ウシ、途中から盛ったでしょ?さすがに子供用のおとぎ話でそれはないよ。

盛ってない!!グリム童話はこういうのが多いの!

こ、こんな話、幼少期に聞いたらトラウマになるよ・・・。
INDEX
ゲーム詳細
商品名 | ジンジャーブレッドハウス |
---|---|
作者 | Phil WalkerHarding |
発売年(原版/日本) | 2018年/2019年 |
プレイ人数 | 2人~4人 |
プレイ時間 | 30分程度 |
対象年齢 | 8歳以上 |
メーカー(原版/日本) | Lookout Spiele/ホビージャパン |
発祥国 | アメリカ |
箱サイズ | 27.5cm×19cm×7cm |
ボードサイズ | 13cm×13cm |
カードサイズ | 58mm×90mm |
定価 | ¥5,000(税別) |
あけてみよう!
セット内容
ボード / プレイヤーボード 4枚 / ダブルタイル 60枚 / ワイルドタイル 28枚 / 階段タイル 22枚 / ジンジャーブレッドトークン 72枚 / キャラクターカード 40枚 / ボーナスカード 20枚 / スコアシート / ルールブック
ルール説明
概要
- プレイヤーは悪い魔女となり、キャラクターをおびき寄せる。
- おびき寄せたキャラクターを、手持ちのジンジャーブレッドで捕まえる。
- より多くのキャラクターを捕まえられたプレイヤーの勝利!
ゲームの準備
- プレイ人数×3枚のボーナスカードのテキスト面を表にして中央へ置く。残りは箱へしまう。
- キャラクターカードをよく混ぜ、裏向きにしてボーナスカードの横へ重ねて山札にする。
- キャラクターカードの山札から4枚を公開し、山札の隣へ並べる。
- ジンジャーブレッドタイル・階段タイル・ワイルドタイルを種類ごとにまとめ、ストックとして置いておく。
- 各プレイヤーはランダムにプレイヤーボードと階段タイルを1枚ずつ取る。残ったプレイヤーボードは箱へしまう。
- ダブルタイルをよく混ぜ、裏向きのまま各プレイヤーに15枚ずつ配る。残りは箱へしまう。
- 各プレイヤーはダブルタイルを3枚表向きにして、手元に並べる。
- 最近森に行ったプレイヤーがスタートプレイヤーとなり、右隣から反時計回りの順に、並んでいるキャラクターカードから1枚獲得し、プレイヤーボードのゲートへ配置する。
初回プレイ時
初回プレイ時に限り、下記の勝利点が描かれた面を表にして使用する。(テキスト面は使用しない。)
2人プレイ時:1/2/3/4/5/6
3人プレイ時:1/2/3/4/5/6/6/7/7
4人プレイ時:ランダムに12枚
初回プレイ時に限り、下記の勝利点が描かれた面を表にして使用する。(テキスト面は使用しない。)
2人プレイ時:1/2/3/4/5/6
3人プレイ時:1/2/3/4/5/6/6/7/7
4人プレイ時:ランダムに12枚
補足
キャラクターカードは全員が獲得してから補充する。
キャラクターカードは全員が獲得してから補充する。
ゲームの流れ
各プレイヤーはスタートプレイヤーから順に、手番を実行する。
- 建設してキャラクターを捕まえるか、階段タイルを獲得する。
- ダブルタイルを1枚補充する。
全プレイヤーがダブルタイルを使い切った時点でゲーム終了。
スコアシートに得点を書き込み、最も勝利点が多いプレイヤーの勝利!
注意
- ストックが尽きた場合、獲得できない。
- プレイヤーは常にジンジャーブレッド10枚・階段4枚・ボーナスカード3枚・キャラクターカード2枚までしか保持できない。
- ジンジャーブレッドはいつでも捨てることができる。
- キャラクターはいつでも山札の一番下に戻すことができる。
手番の流れ
各プレイヤーはどちらかの手番を選択する。
- 建設してキャラクターを捕まえる。
- 階段タイルを獲得する。
建設してキャラクターを捕まえる
- 表向きになっているダブルタイルの中から1枚を選び、マークを上側にしたままボードの上に重ねる。
- ボード上で覆われたマークの効果を発動する。
- 2層目以降は複数のタイルが重なっている箇所に置かなくてはいけない。(ダブルタイル1枚の上にダブルタイルを重ねてはいけない。)
- ダブルタイルは常に水平に・安定するように置かなくてはならない。
- ボードからダブルタイルがはみ出してはいけない。
- 同じマークを2つ覆う度、その効果を3回実行使することができる。(ワイルドタイル含む)
- 公開されているキャラクターカードに描かれたジンジャーブレッドを支払うことで、キャラクターを何枚でも捕まえることができる。
- キャラクターを1体捕まえる毎に、ワイルドタイルを1枚配置しなければならない。
補足
ダブルタイルを配置する前に、階段タイルを何枚でも使用することができる。
ダブルタイルを配置する前に、階段タイルを何枚でも使用することができる。
注意
補足
キャラクターカードは常に手番の最後に補充する。
キャラクターカードは常に手番の最後に補充する。
注意
- ワイルドタイルもダブルタイルと同様の効果をもつため、覆われたマークはすぐさま実行しても良い。
- ワイルドタイルの下に階段タイルを置くことはできない。
階層が完成した場合
1つの階層が全て埋まるごとに、ボーナスカードを1枚獲得し、プレイヤーボードの金庫へ配置する。
注意
ボーナスカードは1人につき3枚までしか持つことができない。
ボーナスカードは1人につき3枚までしか持つことができない。
階段タイルを2枚獲得する
ダブルタイルを1枚と引き換えに、階段タイルを2枚まで獲得できる。
注意
階段タイルのストックがなくなった場合も、ダブルタイルは1枚捨てなくてはならない。
階段タイルのストックがなくなった場合も、ダブルタイルは1枚捨てなくてはならない。
得点計算
- キャラクターカードに記載の得点
- ボーナスカードに記載の得点
- 所持しているジンジャーブレッド2枚につき1点(切り捨て)
同点の場合
完成していない階層を含め、家が高いプレイヤーの勝利!
完成していない階層を含め、家が高いプレイヤーの勝利!
各タイルのマーク・ボーナスカード
タイル・マークの効果
マークの効果
ジンジャーブレッド:キャラクターを獲得するのに必要。階段タイル:1マス分建築できるこの上に重ねた場合、下にあるマークを獲得できる。
ワイルドタイル:1マス分建築できるこの上に重ねた場合、好きな資源を獲得できる。
交換:資源を交換できる。
檻:キャラクターを一時的に捕獲できる。
ボーナスカード
初回プレイ時
初回プレイ時は勝利点の描かれた面を表にして使用するため、裏面のテキスト面は使用しない。
初回プレイ時は勝利点の描かれた面を表にして使用するため、裏面のテキスト面は使用しない。
ボーナスカード
焼き窯:指定のマークと同じ資源を獲得できる。獲得後は裏返し、描かれている勝利点を獲得できる。綿棒:指定のマークをもつキャラクター1枚ごとに追加点を獲得できる。
魔法の杖:指定の数以上のジンジャーブレッドが描かれたキャラクター1枚ごとに追加点を獲得できる。
宝箱:指定の数以上のブレッドハウスの層を完成させると勝利点を獲得できる。
ほうき:元気or不機嫌のキャラクター1枚ごとに追加点を獲得できる。
大窯:人間or人間以外のキャラクター1枚ごとに追加点を獲得できる。
煙突:指定の数以上のブレッドハウスの層に到達すると勝利点を獲得できる。
感想まとめ
6つの要素で分析!
遊んでみて
キリンの感想

かなり面白いぞこれ!
とてもバランスがいいから、ボードゲーム初心者さんがボブジテンなどのパーティーゲームで遊んだ次のステップとしてぴったりのゲームだと思う!
ウシの感想

魔女になりきれ!
3マス×3マスのボードだから、意識しないとダブルタイルが置けなくなる…。けどそこを意識しすぎると不要なトークンまで獲得しなくちゃいけない手番があったり。このもどかしさがもう一回やりたくなるね!!
戦いの記録
実際に遊んでみた様子はこちらの記事を見てね!
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あるとイイね!

ジンジャーブレッドハウスのキャラクターカードはちょっと小さめ。ぴったりフィットするものは見つからなかったよ…。

比較的このスリーブが1番フィットしたけど、それでも縦が5mm余ってしまうよ。カードの傷をどうしても防ぎたい!という方のみおすすめ!

カードは40枚だから、1パックあれば十分だね。