ゲームの概要やルールについてはこちらの記事で詳しく説明しているよ!
マンハッタンで遊んだことのない方は、まずはこちらを読んでね。
第1ラウンド
ボードを広げたら、まずは使用するプレイヤーボードの選択だ。

おれ黄色とオレンジのボードも~らい。

じゃあ、青と紫もらうよ!おぉ、仕事できる人たちって感じだ…。

次にプレイヤーボードと同色の建物ブロックを獲得する。

すごい、すごい!!スケルトンなビルだーー!


最年長が親らしいから、おれだね!!

黒い親マーカーを手に取ったキリンは、追加ルールのプロモーションカードを公開する。ここに記載してある条件を満たすと、得点集計時にボーナス点がもらえる。


複合ビル…?
複合ビル
3色以上から成り立つ建物ごとに2点を獲得できる。
第1ラウンドではちょっと難しい条件だなぁ。
キリンは続けて建物カードを配布。ウシの手札はこの4枚。


都市の中に建設できる場所は9つあるから、カードは9種類あるってこと?

そういうことになるね。
手札を見つつ所持しているビルを、2色とも4個ずつプレイヤーボードへと移動させる。1ラウンドで使える建物はこの計8個のみとなるため、選択が非常に重要になってくる。


う~~~~ん。これでいいかな。

(わ、わからん!とりあえず満遍なく使っておくか。)

キリンが選び終えたのを見届けたウシは、どちらの色もバランスよく選択。
最後に建物ブロックの一番小さいサイズを得点表の「0」に置いたらゲームの準備が完了!
最後に建物ブロックの一番小さいサイズを得点表の「0」に置いたらゲームの準備が完了!


マンハッタンの都市を青と紫で埋め尽くすぞ!


おれのビルの土台になるがいい!いくぞっ


初手。親であるキリンは右に位置する都市に、オレンジの建物ブロックを置く。

何のカードが良いか分からないけど、良いの来いっ!


ほぉ~。
これで手番は終了。以降はこれをプレイヤーボードのビルがなくなるまで続けていく。
さて、ここで一旦ラウンド毎に得点の対象となる条件をみてみよう。
さて、ここで一旦ラウンド毎に得点の対象となる条件をみてみよう。
得点計算
- 最高層ビルの所持:ゲームボード上で最も高い建物を所持しているプレイヤー(上から見て一番上にある色のプレイヤー)は3点を獲得できる。但し、複数同じ高さの建物がある場合は無効。
- 都市ごとの最多ビル:各都市ごとに最も多くの建物を所持しているプレイヤーは2点を獲得できる。但し、同数のプレイヤーがいる場合は無効。
- 各ビルの所有:ゲームボード上の所有している建物ごとに1点を獲得できる。
さらに各ラウンドの始めに引くプロモーションカード(今回は複合ビル)の条件を足した、計4つの条件を満たすようビルを建設しなければならない。見た目以上に奥深いゲームなのだ!

(よし、最初は強気でいくぞー!高いビルを建ててやる!)


(この都市を独占されないよう、同じ都市に建てるぞ!)

ウシは3階分もの高さがあるビルをキリンと同じ都市に建設。

(右の真ん中かー。ん?なんかこの子、ティンカーベルとアリエルっぽいな。かわいい…。)
急にご機嫌になったウシをキリンは訝しげに見ながらも手番を続行。


2つのビルが集まっている都市の反対側にオレンジのビルを建てる。

(う~ん、そっちに建てたかー。でも私はこっちを先に独占しよっと!)

都市ごとの最多ビルでのボーナス点を狙うべく、ウシはまたも同じ年に青のビルを建設。

しかし次順、キリンがこれにオレンジのビルを重ねてくるという宣戦布告!


わーー!何をする!

取ってやったぞ!

許さないーーー!!


ふんっ!

これに受けて立ったウシ!早くも繰り広げられた奪い合いの結果は…
・・
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てっぺんとっだどーーー!!

第1ラウンド終了時、最高層ビルを所有していたのはウシ!

紫のビルはこれだけで3点を稼ぎ、他に1つの都市を独占で+2点、単純に所有数で+2点と計9点を稼ぐ。
また、もう一つ所有する青のビルは、1つの都市を独占で2点、所有数で2点の計4点。
また、もう一つ所有する青のビルは、1つの都市を独占で2点、所有数で2点の計4点。
一方キリンは黄色は6点とオレンジが4点。


もう既に悔しい!
両者ともこのラウンドはプロモーションカードの複合ビルの条件は満たしていないため加点はない。
一回戦の終了時点では2点差でウシの勝利だ。
・一回戦の終了時点では2点差でウシの勝利だ。
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第2ラウンド
親がウシへ移り、第2ラウンド戦。プロモーションカードは小都市だったが、これまた対象の建物がなかったため両者ともボーナス点はなしに。
小都市
最も建物が少ない都市(=小都市)にある建物ごとに1点を獲得できる。
ウシは最高層のビルに更に自分のものを重ねることにより独占状態。
自分の建物ブロックを重ねるためには建設後に自分のビルが最も多くの階層を占めてなくてはいけない(※相手と同数でも可)という条件があるため、キリンは最高層の得点を獲得するためには、新たな場所に積みなおさなければいけなくなった。
自分の建物ブロックを重ねるためには建設後に自分のビルが最も多くの階層を占めてなくてはいけない(※相手と同数でも可)という条件があるため、キリンは最高層の得点を獲得するためには、新たな場所に積みなおさなければいけなくなった。

ウシの所持する紫と青はどちらも14点。キリンはどちらも12点と、第1ラウンドで2点差だったのが4点差に。そう大した点差ではないように思えるが、果たして勝負の行方は…?
・・
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第3ラウンド
第3ラウンド終了時には随分ボードが賑わいを見せた。今回のプロモーションカードは雲上からの景色だったため、高いビルが目立つ。
雲上からの景色
5層以上で成り立つ建物ごとに1点を獲得できる。

オレンジはよかったけどなー…。黄色がーー!

紫23点、青27点の合わせて50点を稼いだウシに対し、キリンはこのラウンドに黄色の得点をうまく伸ばせず18点、オレンジの24点を合わせても42点とまたも差が開いてしまう。


(こっから…勝てるのか…?!)
最終ラウンド
自信を失いかけているキリンだが泣いても笑ってもこれが最後の勝負となる。

なんか私に有利な条件こいーーー!!


ん…?郊外都市かー。第1ラウンドで出たら点を稼げそうだけど、最終だしどうなんだろう…。
郊外都市
1階層かつ隣接マスが1つでも空いている建物ごとに1点を獲得できる。
ウシは不満気に手札とビルをにらめっこしながら選び始めたが、キリンはまるで逆のことを考えていた。

(これは…逆転のチャンスなのか…?)
高層ビルを序盤に惜しげもなく使ってしまったキリンにとって、今回のプロモーションカードは願ってもないチャンス!
中途半端に2層のビルを入れるくらいなら、と潔く低層ビルのみを選択。
中途半端に2層のビルを入れるくらいなら、と潔く低層ビルのみを選択。


え…!ちょ、ちょっと、思い切りすぎじゃない?

とは言いつつもウシは早速低層ビルを建築。キリンもこれに続く。


(折角置くなら都市ごとの最多ビルを狙おう。青のビルの近くに置こっと。)

ウシも同じことを考えていたのか、黄色のビルの近くに紫を配置した。


(この調子でどんどん建てるぞ!)


独占狙いかっ?そうはさせないー!

ウシがビルを重ねてくるが、このラウンドでのキリンの主な狙いはプロモーションカードによるボーナス点を稼ぐこと。
更に重ねたい気持ちをグッとこらえ、低層ビルを散りばめることに徹底する。
更に重ねたい気持ちをグッとこらえ、低層ビルを散りばめることに徹底する。


勝ち筋は見えたぞーー!!!!
結末やいかに!
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ふふふ〜!みて〜!どっちも39点!



負けた…。

キリンは郊外都市で5点を稼ぐが、所有するビルの数が圧倒的に少ないため78点対65点で敗北!!


悔しすぎるでしょ、これ!!
勝負を終えて

頭をすごく使うのに、ワイワイ楽しめるゲームって貴重!こりゃハマる〜!

決して軽いゲームではないのに何回でも遊べる面白さ!
ゲーム詳細・ルール説明
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