







INDEX
ゲーム詳細
商品名 | ヌースフィヨルド |
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作者 | Uwe Rosenberg |
発売年(原版/日本) | 2017年/2019年 |
プレイ人数 | 1人~5人 |
プレイ時間 | 20~100分 |
対象年齢 | 12歳以上 |
メーカー(原版/日本) | Lookout Spiele/ホビージャパン |
発祥国 | ドイツ |
箱サイズ | 22.5cm×31.5cm×7cm |
定価 | ¥7,000(税別) |
あけてみよう!
セット内容
ルール説明
概要
- ラウンドの初めに魚を獲得し、配当を行う。
- 配当後、プレイヤーは魚を使ってお金を稼いだり、建物や船を造ったり、長老を味方につけより多くの勝利点を稼ぐ。
- 7ラウンド終了時、最も多くの勝利点を稼いだプレイヤーの勝利!
ゲームの準備
中央の場
- アクションボードをプレイ人数に応じた面を表に置く。
- 晩餐会ボードをアクションボードの「魚の給仕」に隣り合う置く。
- 晩餐会ボードにあるお皿に、プレイ人数に応じて魚を1匹ずつ配置する。
- 船・長老ボードをプレイ人数に応じた面を表にして、アクションボードの右側に置く。
- 船タイルを種類別に分け、プレイ人数+1枚ずつをボード上に設置する。
- プレイ人数に対応する長老カードを取り出し、1〜6番のカードの上に7〜12番の長老カードを重ねて船・長老ボードに描かれている番号通りに置く。
- 建物ボードを2枚、船・長老ボードの真横に置く。
- 魚の絵ごとに分けた建物デッキのうち1つを選び、A・B・Cの建物に分ける。使用しない魚のデッキは箱に戻す。
- Aの建物から9枚、Bの建物から6枚を引き、表向きにして対応する建物ボードへ置く。
- 木材・魚・金貨と木材タイルはストックとしておいて置く。
対応する枚数は、左下の「建物の建設」エリアに記載してある。
プレイ人数 | 魚を置く皿 |
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2人 | 1つ |
3人 | 2つ |
4人 | 3つ |
5人 | 4つ |
5人プレイ時は残りの6枚のカード(13〜18番)をシャッフルし裏向きのまま一番下のスペースに置く。
初回プレイ時はニシンデッキを使用するとよい。

残りのカードは3ラウンド目以降に登場するため、建物ボードのわきに置いておく。2人プレイ時は残りのA・Bの建物は使用しないため箱へ戻しておく。
個人の場
- 各プレイヤーは自分の色を決め、その色の労働コマ3個・証券タイル5枚・ストックボード・港ボード・長老会ボードを取る。
- 長老会ボードを港ボードの上部に置く。
- 5枚の証券タイルのうち2枚を表(証券の面)、3枚を裏(未発行株)の面にしてストックボードの近くに置く。
- 港ボードの右半分の建設スペースに、森林タイルを上から2枚、1枚、1枚の計4枚置く。
- ランダムにスタートプレイヤーを決める。
- スタートプレイヤーから反時計回りの順に数字がくるよう、スタートプレイヤータイルを配置する。スタートプレイヤーは「1」に自分の船コマを置く。
2人プレイ時は、中央にある晩餐会ボードに接するよう長老会ボードを置く。
アクションで購入した品物はストックボードへ置くことで個人のストックにできる。証券タイルはストックボードの傍に置くことでストックとなる。
ゲームの流れ
下記の3つのフェイズを7ラウンド行う。
- 漁フェイズ
- 労働フェイス
- 帰宅フェイズ
7ラウンド終了時、下記勝利点を計算し、より得点の高いプレイヤーの勝利!
- 港ボードにある建物に記載の得点
- 漁獲量トラックにある船の得点
- 発行済みの株券1枚につき1点
- 個人ストックにある1金につき1点
- 港ボードにある空きスペース1つにつき-1点
- 未発行の株券1枚につき-1点
漁フェイズ
このフェイズは全プレイヤーが同時に行う。
- 港ボードの下、漁業量トラックで見えている一番小さい数字の数だけ魚の獲得する。
- 自分の長老会ボードに長老がいる場合、その全ての長老に魚を1匹ずつ手元から配置する。
- アクションボードと他のプレイヤーが保持している株券の中に自分の色のものがあれば、その全ての上に魚を1匹ずつ配置する。
- 個人ストックボードにある自分の色の株券全てに魚を1匹ずつ配置する。
- 手元に残っている魚を、自分の港のボード上の貯蓄スペースに最大8匹になるまで置く。余った魚は共通ストックへ戻す。
- アクションボードの株券の上にある魚は共通ストックに。個人ストックボードにある株券(他プレイヤーのものを含む)の上にある魚は個人ストックへと移す。
1人の長老に魚が3匹置かれたら、そのうちの1匹を個人ストックに。2匹を共通ストックに戻す。
全員分の魚がない場合、どの長老に魚を配置するかを自由に選べる。
魚が足りなくなった場合、どの自社株に魚を配置するかを自由に選べる。
1ラウンド目は全員「魚を3匹ずつ獲得」→「個人ストックボードにある株券2枚に魚を乗せる」→「残りの魚1匹を貯蓄スペースに置く」→「株券2枚に乗せた魚を個人ストックに移す」のみ行う。
労働フェイズ
スタートプレイヤーから交代に3周するまで1回ずつ行う。
- 労働コマをアクションボードか長老カードの上に1つ配置する。
- 該当するアクションを行う。
労働コマを配置せず、パスしても良い。
何の効果も得られないアクションスペースを使用することはできない。
各アクションスペースの左上の数字は、全プレイヤーが1ラウンドに使用できるアクションの回数であるため、「1」の箇所に1つ労働コマがある場合、他のプレイヤーはそのアクションを行うことができない。(=ブロックされている状態)
+1金
- ストックから1金を取り、個人ストックに置く。
貯蓄切り崩し
- 港ボードの左上にある「貯蓄」スペースにある品物全てを個人ストックへ置く。
木材の個人ストックが12個を超えてしまう場合、共通のストックへと戻す。
魚の給仕
晩餐会ボードの空いているお皿に魚を置くことで、金を獲得できる。
- 皿に書いてある数字ぶんの魚を支払い、そのうちの1匹だけを皿に乗せる。残りは共通ストックへ戻す。
- 魚を置いた皿1枚につき、1金を受け取り個人ストックへ置く。
魚はコストの低い(小さい皿から)順に入れていく。
建物の建設
- 手札か建物ボードにある建物を1軒選び、コストを支払うことで自分の港ボードの空きスペースに建設できる。
株券の発行
- 個人ストックにある未発行株券を1枚めくり、アクションボードの「新たに発行された株券」の箇所に置く。
- 2金を受け取り、個人ストックに置く。
全株券の購入
- 「新たに発行された株券」にある株券全てを獲得し、1枚につき1金を支払う。
ラウンドが進むごとに株券の値段が安くなる。
伐採
- 港ボードにある森林タイルを1枚除去し、木材5個を取り、個人ストックに置く。
木材の個人ストックが12個を超えてしまう場合、共通のストックへと戻す。
木材の個人ストックが12個を超えていても、このアクションを実行しても良い。
間伐
- 港ボードにある森林タイルを1枚につき木材1個を取り、個人ストックに置く。
このとき木材タイルは除去せず、数えるだけでよい。
植林
- 森林タイルを2枚重ね、港ボードのあいているスペースに置く。
木材タイルは縦向きに置いてはいけない。
造船
- 船・長老ボードにある船を1つ選び、、コストを支払うことで自分の港ボード漁獲量トラックへと造船できる。
長老の獲得、すぐに使用
- 船・長老ボードにいる長老を1人選び、自分の長老会ボードの開いているスペースに配置する。
- 配置後は労働者マーカーを使用することなく、すぐに効果を発動できる。
長老カードは一番上に重なっているものから順に獲得していく。
長老の使用
アクションボードではなく、長老会ボード上にいる長老に労働者マーカーを置くことでこのアクションを実行できる。
- 晩餐会ボードの一番大きい皿にある魚を取り、使用する長老カードの上に置く。
- 長老の効果を発動する。
1人の長老に3匹目の魚が置かれたときも、1つを個人ストックへ。残りの2つを共通ストックへと移す。
模倣
このアクションはソロプレイ及び4人以上でプレイするときのみ使用する。
- 模倣ボードの下部にアクションマーカーを置くことで、既にブロックされている状態のアクションを行うことができる。
模倣タイルは3つに分かれており、アクションスペースの左・中央・右に対応している。それぞれ1つずつ労働コマを置ける。
帰宅フェイズ
このフェイズは全プレイヤーが同時に行う。
- 労働者コマを手元へ戻す。
- スタートプレイヤーの船を、次のプレイヤーのボード上へ進める。
- プレイヤーボード上に指示があった場合はそれに従う。
ボード上の指示に「Cの建物を手札にする」と指示があった場合プレイヤーはそのカードを受け取り、自分にしか見えないよう持っておく。
選択ルール
連戦ルール
3つの建物デッキはそれぞれAが18枚、Bが12枚入っているため、2人でプレイする場合、全く異なる建物カードで2回続けてプレイすることができる。
また、Cの建物は14枚しかないためどちらもCの建物を分かったうえで遊べる。
時間に余裕があればスタートプレイヤーを交代して、もう一戦交えてみよう!1回戦目より白熱した勝負ができるはず!
混合デッキルール
建物デッキを魚ごとに分けず、それぞれのデッキからAの建物3軒、Bの建物2軒ずつを使ってみよう!
ただし、ゲーム中に登場する建物は同じデッキから使用すること。
ソロプレイ
このゲームは、1人でも楽しく遊べるよ。なるべく高得点が取れるよう、無駄のない動きをしよう!
準備やアクションなどいくつか異なる点のみ記載していくね。
ゲームの準備
- ソロ用のスタートプレイヤータイルを使用する。
- 個人ボードなどの持ち物は全て赤色を使用する。そこに青色の労働者コマ3個を追加する。
- 模倣タイルを4人プレイ時に使用する面を表向きに使用する。
ゲームの流れ
- 奇数ラウンドでは赤色の労働者、偶数ラウンドでは青色の労働者を使用する。
- 帰宅フェイズでは、次のラウンドに使用する色のみを戻す。
例)2ラウンド目終了時に赤色の労働者のみ戻し、青色はそのままにしておく。(前ラウンドで使用したアクションはブロックされた状態。)
青色の労働者を使用するときでも、赤色の株券を発行できる。
上級者向けルール
30~40点が取れるようになったらあなたも上級者。更なる上を目指そう!
スタートプレイヤータイルを裏向きにすることでググ~ッと難易度が上がるよ。
- 黄色の労働者コマ3個を追加する。
- 模倣タイルを5人プレイ時に使用する面を表向きに使用する。
- スタートプレイヤータイルに従い、ラウンド数に応じた色の労働者コマを使用する。(常に2色の労働者によってアクションがブロックされた状態になる。)
キャンペーンルール
まだまだあるよ!ソロプレイでの楽しみ方!!!次は3回連続でプレイだ!
このルールではゲーム終了時に建設しなかった建物・未使用の建物シャッフルし、次のラウンドで使うよ。
3ラウンド目になると建物が足りなくなる…なんてことも。でも補充は厳禁!少ないまま頑張ろう…。
目標は3ラウンド合計で100点!100点を超えた分の点数があなたのランクに。ただし!これまでに獲得したランクの方が高い場合、変動はなし。逆にこれまでより10点以上低かったらランクが1落ちるよ!(ランクは0以下にはならないのでそこは安心してね。)


感想まとめ
6つの要素で分析!
遊んでみて
キリンの感想

初プレイからかなり楽しかったけど、これは遊べば遊ぶほどハマるゲームなのは間違いない!ぜひみんなも遊んでみて!
ウシの感想

基本ルールでも十分楽しめるのに、建築デッキが3種類あったり、様々な遊び方を提供していたりと飽きさせない工夫がすごい!
株をうまく利用したり、大勢の長老の力を借りたり、魚を大量に使用したり…etc。いろんな戦い方があるけどどれが一番強いんだろう…。ヌースフィヨルドマスターさん、ウシにだけこっそり教えてください!
戦いの記録
実際に遊んでみた様子はこちらの記事を見てね!