考古学界に激震が走った!未だかつて見たこともない、古代の遺物が出土したのだ!古の文明の痕跡である神秘的な黄金虫’スカラベ’の形をしたその遺物は、世界各所の古代遺跡で同時に発見された。人々はこのスカラベを生み出した文明をこう呼んだ――スカラビアと。
プレイヤーは発掘調査団を組織し、謎のスカラベ文明「スカラビア」の古代遺跡を探索する。目的はただひとつ!誰よりも多く遺物のスカラベを集め、古代文明スカラビアの謎を解き明かすことだけだ!
プレイヤーは発掘調査団を組織し、謎のスカラベ文明「スカラビア」の古代遺跡を探索する。目的はただひとつ!誰よりも多く遺物のスカラベを集め、古代文明スカラビアの謎を解き明かすことだけだ!

今日遊ぶゲームはね「スカラベ」っていう虫を確保していくゲームなんだって!スカラベってどんな虫なんだろうね!きっと「ニジイロクワガタ」みたいにカッコいいやつなんだろうね!

・・・ププ、そ、そうだね。実はウシのために持ってきてるからあげるよ!

えぇっ?!まさか日本にいるなんて…、あ、もしかして海外から輸入したとか?!

はい。どうぞ。

ねぇ!?これフンコロガシじゃん!

そう!フンコロガシ、別名スカラベだよ。ほら、大切にしてね

知らないままでいたかった…
INDEX
ゲーム詳細
商品名 | スカラビア |
---|---|
作者 | Bruno Cathala |
発売年(原版/日本) | 2018年/2019年 |
プレイ人数 | 1人~4人 |
プレイ時間 | 15分程度 |
対象年齢 | 8歳以上 |
メーカー(原版/日本) | Blue Orange/アークライト |
発祥国 | ドイツ |
箱サイズ | 26.5cmx26.5cmx7cm |
カードサイズ | 60mmx90mm |
定価 | ¥4,000(税抜) |
あけてみよう!
セット内容
キャンプタイル 48枚 / 遺跡ボード 16枚 / 発掘現場枠 4枚 / 岩石コマ 32個 / スカラベトークン 72枚 / スカラベトークン 72個 / 指示カード 12枚 / ルールブック
ルール説明
概要
- スタートプレイヤーが枠の中に遺跡ボードをはめ込み「古代遺跡」を完成させる。他のプレイヤーも全く同じものを作成する。
- 1枚ずつカードをめくり、指示されたキャンプタイルを古代遺跡上のスカラベを囲うように配置していく。
- 囲ったスカラベ・マス目の数に応じた勝利点を獲得し、12ラウンド終了時に最も得点の高いプレイヤーの勝利!
ゲームの流れ
準備
- 各プレイヤーは自分の色を決め、その色の発掘現場枠・遺跡ボード・キャンプタイル・岩石コマを受け取る。
- 最年少のプレイヤーがスタートプレイヤー(ゲームの進行役)となり、全ての指示カードをシャッフルし裏向きのまま山札として置いておく。
- スタートプレイヤーは発掘現場枠の中に遺跡ボードを任意の向きで配置し、「古代遺跡」を作る。
- 他のプレイヤーはスタートプレイヤーと全く同じ配置になるように自分の古代遺跡を完成させる。
- 古代遺跡の穴に岩石コマを埋め込む。
- 全てのスカラベトークンをテーブルの脇に置いておく。(共通在庫)
ラウンドの流れ
- スタートプレイヤーは毎ラウンドの始めに指示カードを1枚公開する。
- 全プレイヤーは記載されているキャンプタイルを古代遺跡に配置していく。
- 12ラウンド終了時(キャンプタイルを全て配置し終えた後)最も勝利点を稼いだプレイヤーの勝利!
注意
- 1ラウンド目に限り、古代遺跡の中央の4マスのうちいずれか1マス以上を覆うように配置しなくてはならない。
- 2ラウンド目以降は既に配置されているタイルと一辺以上が隣接するように配置しなくてはならない。
- 古代遺跡からはみだしたり、岩石コマの上に配置することはできない。
- キャンプタイルを置くスペースがある限り、パスはできない。置くスペースがない場合のみ箱へ戻す。
キャンプタイルの配置
- 古代遺跡上のスカラベを含む4マス以下のスペースをキャンプタイル・岩石コマ・発掘現場枠のいずれかによって囲い込んだとき、そのマス目(=採掘エリア)の数と同じスカラベトークンを古代遺跡上のスカラベの上に配置する。
- 複数のスカラベを囲い込むことができた場合、マス目の数のスカラベトークンをその数ぶん置くことができる。
補足
該当する勝利点のスカラベトークンが共通在庫にない場合、他の点数を組み合わせて使用する。(4点=3点+1点、など。)
該当する勝利点のスカラベトークンが共通在庫にない場合、他の点数を組み合わせて使用する。(4点=3点+1点、など。)
例
2匹のスカラベを4マスの採掘エリアで囲んだ場合、4点のスカラベトークンを2匹のスカラベの上にそれぞれ配置できる。(=計8点の獲得)
2匹のスカラベを4マスの採掘エリアで囲んだ場合、4点のスカラベトークンを2匹のスカラベの上にそれぞれ配置できる。(=計8点の獲得)
バリエーションルール
2人・1人で遊ぶときはバリエーションルールを取り入れて遊んでみるのもおすすめ!
1対1ルール
このルールは2人専用ルールだよ。
2人が同じ古代遺跡を探索する!というルールのため、使用する発掘現場枠・遺跡ボード・キャンプタイル・岩石コマは1色のみ!残りは箱にしまっておこう。
- 古代遺跡を1つ作り、両プレイヤーの間に配置する。
- 基本ルール同様タイルと指示カードの山札をセットする。
- 適当な方法で決めたスタートプレイヤーから交互に指示カードに描かれたタイルを配置していく。
- 採掘エリアを確保したプレイヤーは、該当する得点のスカラベトークンを手元に置き、勝利点とする。
- 採掘エリアにいるスカラベには、勝利点確保済みだと分かるよう適当な数字のスカラベトークンをのせて置く。
- 12ラウンド終了時(キャンプタイルを全て配置し終えた後)最も勝利点を稼いだプレイヤーの勝利!
重要
後手プレイヤーのほうが配置したキャンプタイルが1枚少ない場合、採掘エリア外にいるスカラベ1匹につき1点の勝利点を得られる。
後手プレイヤーのほうが配置したキャンプタイルが1枚少ない場合、採掘エリア外にいるスカラベ1匹につき1点の勝利点を得られる。
ソロプレイ用ルール
ソロプレイでは目的が異なり、古代遺跡上のスカラベが全て隠れるようにキャンプタイルを配置していくためスカラベトークンは使用しないよ。
12ラウンド終了時(キャンプタイルを全て配置し終えた後)、目的を達成できていればクリア。
残念ながら1匹でも残ってしまった場合は、カードの順番は変えずにもう1回挑戦しよう!
感想まとめ
6つの要素で分析!
遊んでみて
キリンの感想

地味だけど、地味なんだけどめっちゃくちゃ楽しい!!!
こういう黙々系ボードゲームが大好物のキリンにとってスカラビアはどストライクな作品だった。
相手を妨害したりされたりすることが全くないし、ルールも極めてシンプルだからボードゲーム初心者の方が気楽に楽しめるのもナイスなところ!
誰でも楽しめるかなりおすすめのタイル配置ゲームだ!
ウシの感想

ただひたすらに己との戦い・・・!
どの手番でもベストの位置に置いてるつもりなのに、ゲーム終了時の相手のボードを見ると「その手があったかー!」なんて置き方も発見できたりして、すぐに次の試合がやりたくなっちゃう!
長考しなければ15分くらいで終わる手軽さっていうのもまたいいんだよね・・・。
ワイワイ遊ぶのももちろん楽しいんだけど、今ウシがハマってるのは1人プレイ。とにかく得点を稼ぐための遺跡ボード・キャンプタイルの組み合わせを探してるんだ。これが最高の暇つぶしでさ・・・・。どなたか一緒にやります?
戦いの記録
実際に遊んでみた様子はこちらの記事を見てね!