『トレンド』の作者STUDIO U×Fさんに聞く!ゲームデザインへの想いと制作裏話!

インタビュー

ボードゲームデザイナーさんにインタビューシリーズ第3弾!

今回お話を伺うのは、STUDIO U×F溝内 滋さん溝内 宏さん さんです!

STUDIO U×F( @STUDIO_UF
好きなボートゲームは『街コロ』『バトルライン』『ドミニオン』。

実の兄弟でボードゲームを制作されているSTUDIO U×Fさん。

ゲームマーケット2018秋では初出店にもかからわず、同時に3作品を発表し、ユニークなゲームデザインと高いクオリティで注目を集めたユニットだ。

今回のインタビューでは、そんなSTUDIO U×Fさんのボードゲーム作りに対する想いと、代表作『トレンド』の制作秘話をたっぷりとお聞きしたよ!

ぜひ最後までお読みください!!!

キリン
STUDIO U×Fさん、今日はお時間をいただきありがとうございます!
ウシ
ありがとうございますー!!
兄:滋さん
いえいえ〜!
弟:宏さん
今日はよろしくお願いしますっ

パーソナルなこと

ボードゲームを好きになったきっかけ

キリン
お二人がボードゲームを好きになったきっかけから教えてください。
弟:宏さん
『街コロ』というゲームがバラエティ番組で紹介されていたのをたまたま見て、面白そうだなと思ったのがボードゲームとの出会いです。

街コロ

自分の街を育てていく、簡単なルールのゲームです。
ボードゲーム初心者の方にもお勧めです。
自分の街が育っていくと、大量のコインが得られるようになります。
勝つことを忘れて、コイン集めに夢中になってしまうこともしばしばです。

街コロ|SHOP http://www.g-rounding.com/shop/2016/02/000161.php

弟:宏さん
実際に買って兄と一緒に遊んだんですけど、それがすごく面白かったんですよ。
兄:滋さん
ぼくも『街コロ』が初めて遊ぶボードゲームだったんですけど、こんな楽しいものがあるのかと驚きましたね。
弟:宏さん
このときに兄が面白いと言ってなかったら、おそらくそれっきりになってたと思います。ボードゲームハマることはなかったでしょうね。
キリン
『街コロ』がSTUDIO U×Fの原点なんですね!
弟:宏さん
そうなんです。なので『街コロ』は本当に思い入れの深いゲームで、いまでも一番好きなゲームです。
兄:滋さん
次に買ったゲームが『バトルライン』なんですけど、これがまた楽しくて。
バトルラインとは
2人用傑作カードゲーム。詳しく知りたい方はこちらの記事も読んでね。

バトルラインを徹底解説!これぞ傑作!2人用対戦カードゲーム!

2018年10月20日
ウシ
バトルラインは最ッ高ですよね!私たちも大好きなゲームです。
キリン
普段ボードゲームはお二人で遊ばれることが多いんですか?
兄:滋さん
いえ、弟はよくボードゲームカフェで友達と遊んでいますね。最初の頃は相手がいないからぼくと遊んでいたんですけど、最近は遊んでくれなくなっちゃいました(笑)
キリン
あらー・・・!(笑)
ウシ
ふふっ・・(笑)
兄:滋さん
あとは、ぼくがゲーム作りが忙しくなったのであまり遊ばなくなったっていうのもあります。

ボードゲームを作るきっかけ

キリン
ボードゲームを実際に作り始めたのは、ボードゲームを知ってからすぐなのでしょうか?
弟:宏さん
そうですね、比較的早かったと思います。
兄:滋さん
ぼくが弟に「簡単でかわいいゲームを作って」ってお願いしたんです。
キリン
そうなんですか!
兄:滋さん
何作品か一緒に遊んでいくうちに、弟が難しくて重いゲームばっかり買ってくるようになったんです・・・。
重いゲーム(重ゲー)
プレイ時間が長いボードゲームの総称。物理的に箱が大きい・コンポーネントが多いゲームを指すことも。
兄:滋さん
最初は楽しんでいたのですが、だんだんしんどくなってきて(笑)「簡単なゲームを弟に作ってもらおう」と思ったのがきっかけですね。
弟:宏さん
テラミスティカ』とか『マルコポーロの旅路』を一緒に遊んだら死んだ顔でプレイしてるんですよ(笑)
ウシ
どちらもプレイ人数×30分くらいかかりますもんね。
兄:滋さん
弟が描くイラストがかわいいので、そういう雰囲気のゲームがいいなと思ってお願いしたのもあります。
キリン
それで最初の作品が生まれたんですか?
兄:滋さん
いえ・・・、一回断られたんです。
弟:宏さん
自分で作っても面白いゲームなんかできないだろう」と思って作る気にならなかったんですよね。
キリン
その気持ち分かります。それでも実際に作るに至ったのはなぜですか?
兄:滋さん
ぼくが弟に作ってほしいゲームのイメージがあったのでそれを伝えたんです。そのゲームの試作品がこちらです。
卵侍

STUDIO U×Fさんが初めて作ったゲーム!

ウシ
か、かわいいーっ!!
弟:宏さん
『卵侍』っていうゲームなんですけど、これはもともとぼくが兄に見せるためだけに描いてたマンガのキャラクターなんです。
兄:滋さん
ぼくはこのマンガが大好きで、ゲームのフレイバーもこの世界観に合わせてイメージしたんですよ。
キリン
すごい!!これは製品化しないんですか?
弟:宏さん
あまりにも身内向けなので製品化の予定はないですね。家族以外に見せたのも初めてです(笑)
兄:滋さん
最終的にはぼくと弟と里帰り中の姉も巻き込んで一緒に作りました。
ウシ
家族で一緒に1つのゲームを作るって素敵すぎます!!
兄:滋さん
できたゲームを家族みんなで遊んだら楽しくて、そこからボードゲーム制作の面白さにハマっていきました。
卵侍2

それにしても『卵侍』かわいい・・・

兄:滋さん
そしてすぐに2作目に取り掛かりました。
ストックマーケット

2作品目のタイトルは「ストックマーケット」!

弟:宏さん
これは株式会社をつくるゲームですね。
兄:滋さん
このころは売るなんて考えは全くなくて、自分たちが遊びたいがために作ってました
キリン
ものすごくピュアな動機ですね!
弟:宏さん
そうですね、確かにピュアだったな。いまは・・・汚れちゃいました(笑)
キリン
いやいやいやいや(笑)
ウシ
そんなことないですよ!!(笑)
兄:滋さん
家族で遊んで、みんなに楽しんでもらえて、弟にも褒められて、ぼくはそれだけで幸せでしたね
兄:滋さん
弟はかなり辛口なので、ぼくがなにか作ったものを心から褒めてくれるってことがなかったんですよ。
弟:宏さん
そんなことないよ!(笑)
兄:滋さん
でもボードゲームはすごい褒めてくれたので、創作意欲がどんどん湧いてきました。その勢いでもう2種類作りましたね。
キリン
そんなハイペースで作ったんですか!
兄:滋さん
はい。3作目が『フラクションポーカー』で4作目が『トレンド』ですね。これはどちらも製品化してます。
トレンド・フラクションポーカー

怒涛のボドゲ製作ラッシュ!

トレンドについて
4作品目の『トレンド』について詳しく紹介している記事はこちら!

トレンドを徹底解説!おしゃれなイラスト満載のボードゲーム!

2019年5月11日
弟:宏さん
この2つの他にもう1つ『大熊山』っていうゲームがありまして、3作同時に製品化したんですよ。
キリン
販売されているSTUDIO U×Fさんのゲームは全て遊ばせていただいてるんですけど、本当に幅が広いですよね。
弟:宏さん
それは意識しましたね。3作同時に発表したのも、そういう印象を持ってもらうためです。
ウシ
確かに!このサークルすごいっ!ってなりますね。

制作について

ゲーム制作における担当

キリン
制作における、お二人の担当を教えていただけますか。
兄:滋さん
ぼくはゲームデザインとイラストを担当しています。
弟:宏さん
ぼくはルールのアレンジや、説明書校正、あとは広報を担当していますね。
STUDIO U×Fさんの役割分担

STUDIO U×Fさんの役割分担

兄:滋さん
弟はぼくよりボードゲームに詳しいので、ユーザー目線で見てくれるんですよ。なので弟が出してくれるアイデアってとても貴重なんです。
兄:滋さん
ぼくはボードゲームの情報を入れすぎると、型にはまった考えしかできなくなると思うので、あえて入れていない部分もありますね。
キリン
『トレンド』のビンゴっていうシステムとか珍しいですもんね。
トレンドBINGO

同じマークのついたカードが揃うとそのアイテムの「流行」が起きる

兄:滋さん
そうですね。あれはぼくに余計な知識がなかったからこそ出たアイデアだと思っています。

STUDIO U×Fのゲームの特徴

キリン
STUDIO U×Fのゲームはこうありたいというポリシーや思想はありますか。
兄:滋さん
ぼくが目指しているゲームの特徴は4つあるんです。それがこちらです。
  1. 射幸性がある
  2. 創発性がある
  3. モチーフとの整合性がある
  4. プレイの自由度が高い
兄:滋さん
①の射幸性というのは言い換えるとギャンブル性ですね。勝ち負けに運の要素が含まれているゲームが好きなんです。「いいカード引いた!」って喜びたいんですよ。
兄:滋さん
②の創発性というのは「単純なルールから複雑な現象が生まれる性質」です。ルールが簡単で面白いっていうのはこういうことじゃないかなと思います。
ウシ
なるほどなるほど。
兄:滋さん
③はたとえばファッションのゲームだったら、現実世界のファッションとちゃんとリンクするということですね。
キリン
それはSTUDIO U×Fさんのゲームで遊んでいるとすごく意識されているなと感じます。
兄:滋さん
気にならない人は全く気にならないと思うんですけど、ぼくはゲームしていてやっていることの意味がわからないと気になっちゃって。
キリン
ぼくも気になっちゃうタイプなのですごく分かります!
ウシ
以前のゲムマでインストしていただいたとき、スッとルールが理解できたのも細かいルール全てに意味があったからなんですね!
兄:滋さん
④プレイの自由度が高いっていうのはプレイヤーが手番でアクションを選べるということです。これらがぼくが好きなゲームの特徴であり、作りたいゲームの特徴なんです。
キリン
ありがとうございます。たしかにSTUDIO U×Fさんのゲームの特徴がこの4つに詰まっていますね。

『トレンド』はこうやって生まれた

キリン
大人気作品『トレンド』が生まれたきっかけをお聞きしてもよろしいでしょうか。
兄:滋さん
弟がイラストを描いたゲームを作ったんで、自分も作ってみたいなと思ったんです。それで当時弟に、今一番面白いゲームって何?って聞いたら『ドミニオン』だよって言っていて。

ドミニオン

アメリカ/Rio Grande Gamesより2008年秋リリースされ、昨秋のエッセン・ゲームショーの来場者人気投票で1位を獲得したのを皮切りに、世界中で大ブームを起こしている、いま最もホットなカードゲーム。

ドミニオン- ホビージャパン https://hobbyjapan.co.jp/dominion/

兄:滋さん
それはどんなゲームなのって聞いたら、「とにかく沢山のカードを使ってバトルするんだよ」と言っていたんです。
弟:宏さん
なんかバカっぽいなぁ(笑) でもそのときドミニオンで遊んだことはなかったんですよ。
兄:滋さん
なるほどそういうのが人気なのかと思って、ぼくなりにたくさんのカードを使ってバトルするのを作ろうと思ったのが『トレンド』が生まれるきっかけです。
キリン
『トレンド』の原点はドミニオンだったんですね!
兄:滋さん
そうなんです。場の状況によって強くなったり弱くなったり相対的に変わる物がいいなと思って、相対的に変化させるにはどうやったらいいかと考えたのが始まりですね。
弟:宏さん
カードの価値が相対的に変わる、そしてカード枚数がすごく多くて、イラストも活きるゲームっていうのが『トレンド』の最初のコンセプトでした。
キリン
82枚のカードのイラストが1枚1枚全部違うなんて、ゲームデザイナー兼イラストレーターだからこそできることですよね。
ウシ
新作の『トレンド・ザ・ブランチ』は全132枚ですもんね。すごすぎて笑っちゃいます(笑)
弟:宏さん
たしかに、そこはぼくたちの強みです。
トレンドカード

1枚1枚絵が異なるカード!ちなみにこれはボツ作だそう・・・

兄:滋さん
でもこれは本当に苦労して描いてるんですよ・・・。
ウシ
で、ですよね・・・!
キリン
ファッションというテーマは最初から決めていたんですか?
兄:滋さん
いえ、最初からファッションのゲームを作ろうと思ってスタートしたわけじゃなくて、場の状況によって相対的に価値が変わるものってなんだろうと考えた結果ファッションだなって思ったんです。
兄:滋さん
トレンドって移り変わるんでぴったりだなと思ったんですけど、女性のファッションのイラストを大量に描くってできるのかと不安になってきて。
兄:滋さん
構想段階でもう試作するのもやめようかなと思ったこともあったんです。あまりにもめんどくさすぎるので(笑)
キリン
ぼくだったら絶対にやめています(笑)
兄:滋さん
ただまあ、迷いながらも試作を始めてですね、最初は簡単な鉛筆と水彩のイラストだったんですけど、だんだんとこれじゃダメだなと細かくなっていき、カード枚数もどんどん増えていってもう沼状態になっていきました。
キリン
ファッションのイラストは何を参考にして描かれたんですか?
兄:滋さん
FUDGE』と『CLUEL』という雑誌を参考にしました。
兄:滋さん
実際に使った資料がこれですね。
参考雑誌

まだまだ写真に収まりきらない量の雑誌が!!

キリン
凄まじい量ですね・・・。この2誌を選んだ理由はなんでしょうか。
兄:滋さん
本屋さんでいろいろみたんですけど、リアルな流行が反映されている雑誌は、ゲームの賞味期限がすぐ切れちゃうんでダメだなと思って。この2誌はトラッドなファッションが載っているので参考にしていますね。
キリン
なるほど。ちなみに一番描くのが大変だったイラストってどれなんですか?
兄:滋さん
一番苦労したのはグレンチェックのコートですね。これは本当に大変でした。
グレンチェック

これ・・・全部・・・手描きだそうです・・・

ウシ
うわー!!
キリン
こっまっっか!!!!
兄:滋さん
これはこだわりの一枚です。柄だけで3時間くらいかかってます。
キリン
すごすぎますね・・・。トレンドのカードサイズって一般的なカードゲームよりもかなり大きいじゃないですか?これにもこだわりがあるのでしょうか。
トレンドカード

80mm×120mmという、大きめのサイズ

弟:宏さん
イラストが売りなので大きく見せたいっていうのと、あと街に並んだときもカードが大きくないと寂しいなっていうのもありましたね。
弟:宏さん
試作段階でもあのサイズで作ってて、そのまま製品版になりました。遊んでくださった方からも好評なんでよかったなって思ってます。
キリン
トレンドの原案と完成版で大きく変わった部分ってありますか?
兄:滋さん
たくさんありますね。最初は「せーの」でファッションのカードを出して、他のプレイヤーとかぶったらダメっていう、今とは全く違うゲームだったんです。
兄:滋さん
でもそのルールで実際に遊んでみるとあんまりおもしろくなかったんですね。ぼくはその時点でこのゲームはボツだなと思ってがっかりして寝たんです。
キリン
その時点でカードイラストは描いていたんですか?
兄:滋さん
簡単にですけど、こんな感じで一通り描いていました。
トレンドの原案

イラストが試作品用のクオリティじゃない・・・。

兄:滋さん
でもせっかく頑張って描いたカードをボツにするのがもったいなくて、翌朝仕事に行く前にカードを並べて新しい遊び方を考えていたんです。
兄:滋さん
そして、イラストが売りのゲームだからバーっと並べたほうが活きるなと思って、まず3×3にならべて、その上にカードを重ねていったらどうだろうと考えていたら、ハッとビンゴ形式をひらめいたんです。
キリン
『トレンド』誕生の瞬間だ!
兄:滋さん
ビンゴを思いついたときはすごく嬉しくて、ぼくはこれだ!と思って弟に「すごいの思いついたから遊ぼうよ」って言ったんですけど、前日の失敗があったので弟はすぐには信じてくれませんでしたね(笑)
キリン
(笑)
兄:滋さん
その日の夜ゆっくり遊んでみたんですけど、弟がこれは本当にオリジナリティのあるゲームだから売れるよって言ってくれたんですよ。
弟:宏さん
ぼくはビンゴのルールは発明みたいなものだなと思って、このシステムさえあればあとはアレンジ次第でなんとでもできる気がしましたね。
兄:滋さん
それで製品化を視野に入れたんです。
キリン
え!? トレンドも製品化を前提に作っていなかったんですか?
兄:滋さん
そうですね。これも自分たちが遊ぶためにつくろうと思っていました
キリン
えええええ!あの大量のイラストは自分たち用だったんですか!?
ウシ
自分たちが遊ぶためにそこまでできるなんて・・・!
キリン
ビンゴのルールになってからは今のトレンドのルールと大体同じものですか?
弟:宏さん
いえ、そこからもいろいろ変わりましたね。
兄:滋さん
初期のイメージではビンゴをしてカードをひたすら増やしていく、いわゆる拡大再生産っていうタイプでした。でもそれだとスタートダッシュでうまくいった人が勝つんですね。
キリン
たしかに序盤にコケちゃうと取り戻せなくなることってありがちですよね。
兄:滋さん
はい。どうしても解決策が思いつかなかったので、しばらく寝かしておいたんです
兄:滋さん
そして数ヶ月ぶりに久々に遊んだときに弟が「流行したときに他の人も得点化する」っていうルールを提案してくれたんです。
補足
『トレンド』では、誰かが「同じアイテムを持つカードを縦・横・斜めにそろえてビンゴ(=流行)」した時に、そのアイテムの書かれた手札を得点化することができる。
キリン
このルールも『トレンド』のユニークなポイントですよね!
兄:滋さん
そうですね。遊んだ方からもよく面白いって言っていただけるポイントなんですけど、ここは弟のアイデアです。
弟:宏さん
他人が作った流行に乗るっていうのはリアルなファッションの世界でもよくあることだなと思って提案しました。
兄:滋さん
僕だけじゃ絶対に思いつきませんでした。やっぱり弟はゲーマーが好むような発想をしてくれますね。
ウシ
素晴らしいコンビネーションですね!
キリン
『トレンド』の総製作期間はどのくらいなんでしょうか?
兄:滋さん
着想から最初の『トレンド』ができるまで1年ですね。寝かしてた時期もあるんですけど。
弟:宏さん
『トレンド・ザ・ブランチ』も1年かかりました。
トレンド2種

どちらも1年ずつかかった大作

補足
『トレンド』をバージョンアップさせた最新作『トレンド・ザ・ブランチ』について詳しく知りたい方はこちら!

トレンド・ザ・ブランチを徹底解説!前作『トレンド』の進化版が登場!

2020年3月7日
キリン
『トレンド・ザ・ブランチ』の制作は『トレンド』の完成後すぐにとりかかったんですか?
兄:滋さん
はい。『トレンド』が完成した後に「こうすればよかったな」と思う箇所が出てきてしまって・・・。
キリン
なんでしょうか?
兄:滋さん
ぼくが思ったのが、真冬のモッズコートの子と真夏のTシャツの子が並んでしまうのが、ちょっと失敗したなと思っていて。ファッションには季節感があるから季節を入れておけばなと思っていました。
キリン
なるほど!そこで『トレンド ザ ブランチ』には季節があるんですね。
春夏秋冬

春夏秋冬のファッションが楽しめる

兄:滋さん
弟は別のことで後悔があったみたいで・・・。
弟:宏さん
カードにマット加工をしたんですけど、これをしたせいか黄色が青みがかった仕上がりになってしまって、これが届いたときは本当にヘコんだんです・・・。
ウシ
1枚1枚こだわっているぶん、ショックは大きいですよね・・・。
兄:滋さん
弟の落ち込み具合がすごかったんで「また作ろうよ」と言ってその場で『トレンド・ザ・ブランチ』の制作が決まりました
キリン
それじゃあ『トレンド・ザ・ブランチ』が真の完成形ってことなんですね!
兄:滋さん
そうですね。本当に一生懸命作ったゲームですので、たくさんの方に遊んでいただきたいです!

ボードゲームを作ってみたい人へ

キリン
最後に、これからボードゲームを作ってみたいと思っている人にアドバイスがあればお願いします。
兄:滋さん
ボードゲームのことばっかり考えるんじゃなくて、それ以外の社会とか自然科学とかの知識がすごい役に立つよ」ってことですね。
兄:滋さん
ボードゲームに限らず、創作っていうのはなんでもそういうものだと思うんですけど、一見関係のなさそうな知識が巡り巡って作品にオリジナリティを与えることはあるはずです。
兄:滋さん
あとはなんか思いついたら試作することですね。頭の中で完結させないで無理矢理でも一回カタチにすることで、いいものが生まれると思います。これは『トレンド』の制作で学んだことですけど。
キリン
ありがとうございます。
弟:宏さん
ぼくからは「箱のサイズをA4以内で厚みを3cm以内にしたほうがいいですよ」ってことです。
ウシ
かなり実用的なアドバイスですね!
弟:宏さん
通販をすると送料がかかるので、箱のサイズをメール便などの配送方法で送れるようにしておくと安く抑えられますよ。
キリン
『トレンド・ザ・ブランチ』の箱が薄くなったのはそういった理由だったんですね!
アドバイスまとめ
  • ボードゲーム以外の知識が役に立つ!
  • 思いついたらまず試作してみる!
  • 箱のサイズはA4以内で厚さ3cm以内に!
キリン
STUDIO U×Fさん、本日は貴重なお話をありがとうございました!
ウシ
ありがとうございました!

STUDIO U×Fさんが過去に作ったボードゲーム

トレンド・ザ・ブランチ

トレンド・ザ・ブランチ

服屋さんになり、街で一番の人気ショップを目指しましょう。
カードゲーム「トレンド」の進化版です。

ゲーム内容
  • プレイヤーは服屋のスタッフとなり、四季の流行を予測しながら服を仕入れる。
  • 仕入れ先の服が売り切れた時点で、最も多くの得点を稼いだプレイヤーの勝利!

トレンド・ザ・ブランチを徹底解説!前作『トレンド』の進化版が登場!

2020年3月7日
販売店

トレンド・ザ・ブランチ

トレンド・ザ・ブランチ

FUTARIASOBI
定価 ¥3,200(税込)

トレンド

トレンド

アパレルショップ(服屋さん)のスタッフになり、服を仕入れて販売するカードゲームです。
移り変わるトレンドを予測する、あるいは自らトレンドを作る、という体験が楽しめます。

ゲーム内容
  • プレイヤーは服屋のスタッフとなり、流行を予測しながら服を仕入れる。
  • 仕入れ先の服が売り切れた時点で、最も多くの得点を稼いだプレイヤーの勝利!

トレンドを徹底解説!おしゃれなイラスト満載のボードゲーム!

2019年5月11日
販売店

トレンド

トレンド

FUTARIASOBI
定価 ¥2,500(税込)

大熊山

大熊山

昔々あるところに「大熊山」という山がありました。山には豊かな山の幸が実っています。
プレーヤーは山で食べ物を集めることを生業にしている山男になって、「大熊山」へ山の幸を採りに行きます。
しかし大熊山にはたくさんの熊がいます。もしも途中で熊に遭うと、それまでに採った山の幸を放り捨てて逃げなくてはなりません。 ふもとでは、おばあさんが山を下りるよう呼びかけています。
無事に帰ってこられるでしょうか?

ゲーム内容
  • 「おばあさん」役1人と「山男」役に分かれる。
  • 山男は交代で1つの駒を使い、大熊山を登って山の幸を集める。
  • 山男は一定の場所まで行かないと山を下りることはできないが、クマと遭遇したら山の幸をすべて失ってしまう。
  • おばあさんは山男に途中下山の許可を与える代わりに、山の幸を安く買いとることができる。
販売店

大熊山

大熊山

FUTARIASOBI
定価 ¥3,500(税込)

フラクション・ポーカー

Ostle

分数(fraction)のカードを集めて整数を作るゲームです。
分数の概念を理解し、量的に把握する練習にも役立ちます。
お子さまはもちろん、大人の方でも楽しんでいただけるゲームです。

ゲーム内容
  • プレイヤーは分数の書いてあるカード5枚を手札として持つ。
  • 場にあるカードを1枚選び、手札のカードが整数になるよう役を作り、コインを獲得する。
  • コインか山札が無くなるまで続け、最も多くのコインを獲得したプレイヤーの勝利。
販売店

フラクション・ポーカー

フラクション・ポーカー

FUTARIASOBI
定価 ¥1,500(税込)


おわりに

遊びやすいユニークなルールと、温かみのあるやさしいイラストが魅力のSTUDIO U×Fさんのボードゲーム。

それは、ボードゲームをあまり知らないデザイナー兼イラストレーターの兄:滋さんと、ボードゲーマーの視点を持つアレンジャーの弟:宏さんの絶妙なコンビネーションの賜物だったのだ!

今回は詳しく取り上げられなかったけれど、『トレンド』以外のゲームも味のある面白い作品ばかり。

特に『大熊山』はウシとキリンのお気に入りゲームだからぜひチェックしてみてね!

以上、STUDIO U×Fさんにインタビューでした!