今回遊ぶゲームは約40年愛される名作『サバイブ!』だ。
20世紀初頭…時はまさに探検と冒険の時代。
大洋に浮かぶ謎に包まれた伝説の島アトランティスの噂を聞きつけた数多くの冒険者達が莫大な財宝や遺物を手に故郷へと帰らんとしていた。
しかし彼らを振り払うかのように、突如アトランティスは波間へと沈み始めたのだ!
果たして冒険者たちは無事に生還できるのだろうか。

【新製品】ついに諸君はアトランティスに辿り着いた!しかし島に眠るお宝を持ち帰ろうとした瞬間、何と島が崩壊し始めた!
海の中にある脅威をうまく回避し、お宝を回収しよう!お宝をゲットして、無事に生還するのだ!
『アイランド~アトランティスからの脱出~ 完全日本語版』は12月発売予定! pic.twitter.com/S3RMn8Afj2— アークライトゲームズ (@ArclightGames) October 1, 2019



ゲーム詳細
商品名 | サバイブ!(アイランド) (Survive: Escape from Atlantis!) |
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作者 | Julian Courtland Smith |
発売年(原版/日本) | 1982年/2019年 |
プレイ人数 | 2人~4人 |
プレイ時間 | 45分程度 |
対象年齢 | 8歳以上 |
メーカー(原版/日本) | Stronghold Games/アークライトゲームズ |
発祥国 | アメリカ |
箱サイズ | 30cmx30cmx5.5cm |
定価 | ¥5,200(税抜) |
あけてみよう!
セット内容
ルール説明
概要
- プレイヤーは莫大な富を抱えたアトランティス島から、安全地帯までの脱出を目指す。
- 毎ラウンド陸地が沈んでいくが、海に出ると海獣が待ち受けている。
- 島の火山が噴火するまでに、より多くの財宝を持ち帰れたプレイヤーの勝利!
ゲームの準備
- ボードの黒枠に沿って陸地タイルをランダムに並べる(平地、森林、山岳の面を上にする)。
- 全ての海龍をボード上の海龍アイコンのある5箇所のマス(四隅と中央)に配置する。
- 各プレイヤーは好きな色の探検家コマ10個と脱出艇コマ2個を受け取る。
- 残りの脱出艇と海獣はボードの傍に置いておく。(=ストック)
- スタートプレイヤーから時計回りの順に、探検家コマを島の空いているマスに1人ずつ配置する。
- 最後に手番を行ったプレイヤーから反時計回りに2人目の探検家を配置する。これを全員が全ての探検家コマを置くまで繰り返す。
- 各プレイヤーは、自分の脱出艇コマを陸地タイルの隣の何も置かれていない海マスに1個ずつ配置していく。これを全員が全ての脱出艇コマを置くまで繰り返す。
2色の探検家コマ20個と、脱出艇コマ4個を使用する。
ゲームが始まったら探検家コマの底の数字(=勝利点)はゲーム終了まで確認することも公開することもできないため、覚えておく。

2周目以降は1マスにつき2人まで置いてよいが、自分がすでにコマを置いているマスに2コマ目を置くことはできない。
2周目は最後に手番を行ったプレイヤーから反時計回りに行う。
手番の流れ
各プレイヤーはスタートプレイヤーから時計回りの順に下記アクションを行い、探検家を安全地帯(ボードの上の四隅にある島)のいずれかまで移動させる。
- 陸地タイルを使用する(任意)。
- 探検家か脱出艇を動かす(任意)。
- 陸地タイルを除去する。
- 海獣を動かす。
ゲーム中探検家コマが全員いなくなってしまったプレイヤーは、陸地タイルの取り除き・海獣の移動のみを行う。
いずれかのプレイヤーが山岳タイルの「火山噴火」をめくった時点でゲーム終了。
その時点で脱出に成功した探検家の勝利点が最も高いプレイヤーの勝利!
助けた探検家コマが多い方が勝利!更に同数だった場合は使用したタイルの少ない方が勝ちとなる。
陸地タイルの使用(任意)
獲得した陸地タイルを1枚使用し、裏に書いてある効果を発動させることができる。
移動可能な探検家または脱出艇を最大3回まで動かす(任意)
自分の探検家や脱出艇を好きな組み合わせで最大3マスまで移動させることができる。
安全地帯まで辿り着いた(脱出成功した)探検家は、その手番以降動かすことはできない。
陸上移動
隣の陸地へ1マス移動するか、隣接した海マスにある脱出艇に乗り込むことができる。
- 脱出艇に乗るか、海へ出た探検家はボード四隅の安全地帯以外から陸地に戻ってくることはできない。
- 1つのマスには複数の探検家を配置することができる。
- 1つの脱出艇には最大3人まで乗ることができる。
海上移動
隣の海へ1マス移動するか、海への飛び込み・脱出艇の乗り降りができる。
- 海上での行動は探検家1人につき1回しか行うことができない。
- 陸地タイルに囲まれ、他に移動できる先がない場合、もしくは安全地帯に到着した場合に限り陸地に上がることができる。
- 探検家と同じマスにある脱出艇にのみ乗り込むことができる。
- 1つの脱出艇には最大3人まで乗ることができる。
- 1つの海マスには複数の探検家を配置することができる。
脱出艇での移動
無人・自分の探検家が多く乗っている脱出艇を海上で1マス移動するか、隣接してる脱出艇へと乗り換えることができる。
- 1つの脱出艇には最大3人まで乗ることができる。
- 1つの海マスにつき1つの脱出艇しか配置できない。
- 探検家や海獣のいるマスに移動することができる。
- 脱出艇に乗っている複数の探検家が同数の場合、その脱出艇に乗っているコマのプレイヤー全員が動かすことができる。
- 安全地帯に到着したら、陸地に上がることができる。
陸地タイルの除去
ボード上の陸地タイルを1枚取り除き、他プレイヤーに見られないよう確認する。
- 陸地タイルは「平地→森林→山岳」の順に取り除く。
- 海マスに隣接している陸地タイルを優先して取り除く。
- 探検家が乗っている陸地タイルを取り除いた場合、その探検家はタイルの下の海へ落ちる。(以降、海上移動を行う。)
緑枠のタイル
即座に公開し、効果を発動する。
赤枠のタイル
手札として持ち、次回以降の手番に使用できる。
赤枠にバツのタイル
手札として持ち、条件を満たせばいつでも使用できる。
海獣の移動
赤のダイスを振り、出た目の海獣を移動させる。
途中、探検家及び探検家が乗っている脱出艇と同じマスに止まった場合はその場で攻撃を行い、移動を終了する。
- 攻撃を受けた探検家及び脱出艇はボードから取り除く。
- 海獣は海マス内のみ移動できる。
- 海獣は何匹でも同じマスに配置することもできる。
- ボード上にまだ配置されていない海獣の目が出た場合は、何も起きない。
- 海獣いるマスに探検家が止まった時でも攻撃は行われる。
- 海龍:1マス移動する。脱出艇と探検家両方を攻撃する。
- サメ:2マスまで移動できる。海にいる探検家を攻撃する。
- クジラ:3マスまで移動できる。脱出艇を攻撃する。
攻撃を受けた脱出艇に乗っていた探検家は、海に落ちる。(以降、海上移動を行う。)
バリエーションルール
サバイブ!には様々なバリエーションルールがあるよ。
好きなものを組み合わせて遊んでもいいね。
ゲームの準備の探検家の配置を行う際に、島の外周1マスには探検家を1個しか置くことができない。
海上移動を、1人当たり2回まで行えるようにする。
地形タイルを1手番に2枚ずつ除去する。
「火山噴火」タイルを「渦潮」タイルとして扱い、探検家が全員認移動できなくなるまでゲームを続ける。
「火山噴火」タイルを「渦潮」タイルとして扱い、陸地タイルが全てなくなるまでゲームを続ける。
脱出に成功した探検家コマの裏の得点ではなく、人数のみで勝敗を決める。
チームに分かれてプレイし、ポイントの合計値で勝敗を決める。
感想まとめ
6つの要素で分析!
遊んでみて
キリンの感想

これは誰と遊んでも、何人で遊んでも間違いなく楽しいボードゲーム!
ゲームのシステムとテーマがぴったり合っていて、何をするかがはっきり分かりやすいから、初心者の方でも遊びやすいと思う。
運要素も多いぶん、理不尽な死も多々あるけれど、それもゲームを盛り上げる一因になっているのが素晴らしい!
じっくり考えて遊んでも楽しいし、直感的に遊んでも楽しい。
個人的にだいぶ好みの作品!
ウシの感想

海に落とす・サメや龍、クジラに襲わせるなど、わいわい盛り上がれる要素もありながら、運と戦略のバランスもいい。
最初は探検家コマの配置に戸惑うと思うけど、まずは適当に置いて遊んでみよう!!
配置方法の他にも海獣の動かし方などが分かってくるからより楽しめるようになるよ。
他国言語版を買うときは、日本語説明書がついてるかどうかのチェックを忘れずに!
あ、もちろんこのページを見ながら遊んでくれたら嬉しいけど・・・!
戦いの記録
実際に遊んでみた様子はこちらの記事を見てね!
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